ゆっくり歩いて、たくさん水を飲む

気分が落ち込んだ時は、よくランニングをする。

長い時間を、ゆっくり走る。

 

今も、ジリジリ日が照りつける中をアホのように走り、汗まみれになり、シャワーを浴びたところだ。

 

 

なぜか、暑くなってくると無性に走りたくなる。

クソ暑い中を、汗だくになりながら走るのがなんとも言えず心地よい。

一種のマゾなのかもしれない。なんてね。

 

 

ここ数年、ずっと悩んでいることがある。

自分についてだ。

 

子供の頃は勉強も運動もある程度なんでもできて、ちょっとした人気者だった。

だが年を重ねるにつれ、何もできない人間になっていた。よくある話かもしれない。

 

特に好きなこともなければ、やりたいこともない。

そうやって、高校から今に至るまでの7年間(!)もの時間を消費してきた。

 

騙し騙し生きてきたが、来年にはついに社会に出なければならない。

 

「社会に出たらやりたいことはできなくなるから、学生のうちにやっておけ」なんて言葉をよく聞く。

 

学生のうちにやりたいことがなかったら一生やりたいことはできなくなるのだろうか。

 

 

 

なーんてネガティブなことを書いているが、ランニング後なのでわりかし気分はスッキリしている。

 

とりあえず、今のやりたいことというか夢は、さっさと生涯賃金稼いで、リタイヤして、のどかな田舎で嫁さんと子供とのんびり暮らす(飯屋なんかできたらなお良い)こと。

 

 

俺は何がしたいんだろう、俺は何にもできない、と走りながらくよくよ考えていたが、

シャワー浴びながら、それ目指して頑張れば良いじゃないか!と閃いた。

 

 

まあ嫁さんのアテもないし、さっさと生涯賃金稼ぐのもとんでもない難易度なんだろうけど。

 

今23だが、30でそれができたら理想、最悪35までに……

 

 

これが今の僕の夢です。